というわけで、俺が考えた最強のヘッドフォンアンプを息抜きにちまちま作っていこうかな、と。
けいおん!の澪が使ってたヘッドフォンであるAKG K701の後継機種K702とかのちょっと高めのヘッドフォンがターゲットです。
もちろん再生音源はパソコン主体です!
パソコンがないと生きていけない!
で、いろいろまともそうなヘッドフォンアンプを調べてみたんだけど、15万とかする奴でも、なんというか既製品のLSIを適当に繋いだだけ、的なものも見受けられて、「こんなの原価5000円もしない……」とかまであるのを知ってしまった今、せっかくなので多少高くついても自分が納得できるものを自作してみたいと思います!
なので、俺が考えた俺の環境に最適な最高にクールなアンプとしては
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USBサウンドや、光SPDIFで入力。USBx3、SPDIFx1くらい欲しい。
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「入力のどれか一個を選択」、「指定された入力をすべてmix」する2種類のモードが欲しい。複数のパソコンから音を再生するときに、わざわざ入力切替するのが嫌。
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音作り自体は、せっかく高めのヘッドフォンなので、ヘッドフォン自体に任せる方針とするので、アンプ自体はできるだけフラットに再生
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デジタル入力にまつわるクロックジッタの類は、すべてローカルに持っている水晶発振子のクロックで叩きなおす(リクロッキング)ことで、ジッタに起因する音質劣化を無くす
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せっかくなので、デジタル→アナログ変換には、今現在最高であると思われる192kHz 32bit stereoで行う。
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アンプの電源が入ってなくても、パソコンはUSBサウンドを認識できる(=USB部分だけバスパワー)。その際、アンプ側はもちろん壊れない(かつて使ってたKenwo○dのアンプは絶縁処理がされておらず、不正バイアスがかかりデジタルミキサが死亡しました、設計ミスじゃねぇの……)
という感じのコンセプトでいきたいと思う。
大雑把に機能をブロック図にすると
こんな感じで。
無駄にLCDとかつけて、自己満足の世界に浸りたいと思います!
見ればわかるように、ほとんどの機能そのものをFPGAで自作していく予定。
型番はNTR000、もちろんニトリ000で。
Mya「初めまして。フラン☆スキン様から飛んで参りました、Myaと申します。まさかイラストサイトでブロック図を見る日が来るとは思わなかったので、驚愕と畏敬の大きさをコメントにてお伝えしたく思い、筆を取りました次第です。いやもう、理想だけならマニアックな方でも語れますでしょうが、此処まで細部を詳細に、しかも回路図まで組まれると「すごっ!」としかいいようがないです。私、工学部の出でもなくましてや企業に専門教育も一切、施されていない全て無手勝流の無頼な野良なのですが、音質に拘ろうと思うとDACが二つも必要になるのですね……。しかもこの回路図を一見しますと……、これはひょっとして、「再生(と付けると妙ですね。厳密には再生は双方で行えるわけですから……。ううむ、兎にも角にも)メディア保持側に音源が無くともヘッドフォンが音源を積んでいる」という事になるのですか? あれ? ヘッドフォン側はあくまで補正するだけに徹するのですか? この設計ですと、少なくとも「やろうと思えば出来る」様に見えますねー。更にミキサーの入力端子が三本もあるもので最良のチップを探すのがかなり大変そうという点、加えて再生端子のセレクトをヘッドフォン側から操作するとなると、コンパネを搭載して、更に入力端子のセレクトを電子制御のスイッチングで行うか、ソフト制御で行うか……。セレクト部分だけにマイコンを搭載するのももったいない気がしますし、かといってこれ以上、設計をややこしくするかというのもアレですしねぇ……。液晶制御に必要なマイコンを別搭載にして、そいつに持たせてしまうというのも一つの手ですか。そして、それをエンコードした上に光出力で外部に線を出す……。此処までがっつり機能を持たせると、割と別に電源が必要になる気がするのですが、そこはUSBで賄える、という設計かと存じます。逆に、そういう意味では完璧に「バスパワード電源の供給元が家庭用電源に繋がれていることを前提としている」造りですね。全く商品知識はないのですが、ポータブルのプレイヤーでUSBを搭載している機種は流石にまだ無いものと思っているのですが(あの小さな機体にUSBの認識ボードやら特有のノイズカット回路やらを持たせるのは、現状技術では不可能な気がします。私が見た事があるUSB2.0時のチップセットは、だいぶ昔のことですが、かなり大きかったです)、光端子出力くらいなら搭載している機種もありそうです。が、この造りですとそれでは電源や接続情報がないので動作しない気がします(通常の「安い」ヘッドフォンは謂わば、「精々がアンプの付いたスピーカーもしくはマイク」という認識で良いでしょうか? 図ですとAmpからHeadPhoneまでだけですね)。此処まで造り込むなら、普通のヘッドフォン機能も持たせたいですねぇ。此程までに凄まじいヘッドフォン、相当に利鞘が大きくないと捌けないでしょうから、普通のインジャックを一つ増やしても、さほど利率に影響は出ないと思われます(通常のインジャックですとイメージが安っぽくなるかも知れませんので、敢えてそこも光入力を選択した方が良いかも知れませんね)。……ん? あれ? ひょっとすると、今の高級ヘッドフォンは例外なく、単四あたりの「電池搭載式」なのですか? あー、以前、スタンドに立てられているヘッドフォンを一度だけ目にしたことがある気がしますが、ひょっとしてアレは充電式の電源端子を持ったヘッドフォンですか!? うはー、もしそうだとすれば、技術は進化してますねぇ……。個人的には、折角の電源タワーをスタンドだけにしてしまうのももったいない話なので、更に音をブルートゥースで拾えるようレシーバーを付けていただくと嬉しいかなと……w 夢を詰め込み出すと、3モデルくらいだせそうですね。しかし、これは絶対にデバイスマネージャを間に挟まないと動作しませんですね。……あ、いや、夢は夢で、ハイ、USBが同時接続されたときの割り込み処理ですとか、入力信号の処理手順ですとか、この製品はUSB接続の自動制御処理部分を考えただけでも、私レベルですと現実はかなり厳しそうです……。間違いなくスタンドアローンに属するタイプですから、単独でデバッグしなければならないでしょうし……。パソコン器機としての扱いも完璧に独自デバイスなので、接続には専用ドライバが必要となりますが、とすると更にWDMドライバ部隊が必要に……、ぁぁぁぁぁあああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!←悪夢が甦った >「15万とかする奴でも、なんというか既製品のLSIを適当に繋いだだけ、的なものも見受けられて」 いやいや妖夢。もっと昔は「マイコン搭載!」と謳っている商品が中を開けてみると、ぜっぱち君が接着剤で貼り付けてあるだけの完全機械式、という強者も存在しましたよ! せめて純正の3048辺りならまだジャンクで売れるのに!(違) うーむ、しかしこれなら、本気でビクターとケンウッドのごたごたやパイオニアが底値を叩き出した時に株を押さえておくべきだったかも知れませんね!」
2009年07月27日 15:50
管理人「うおお、長いw 驚愕と畏怖が伝わってきました!w ところで、僕のブロック図の書き方がまずかったようで勘違いされてしまった部分が……すいません。ヘッドフォンは冒頭でも書いたようにAKG K702とかの市販品を使います。なので、ブロック図でいうAmpってところまでを作ります。あと、電源は普通にコンセントから取ります。USB電源云々は、アンプの主電源を落としていてもパソコンからは常時アンプがUSBサウンドとして見えている(=USB部分だけバスパワー動作)という意味です。てなわけで、まずはマイコンをいじりはじめましたよー。FPGA使う以上はマイコンがないと初期化すらできないのでw」
2009年08月05日 23:17
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管理人「うおお、長いw 驚愕と畏怖が伝わってきました!w ところで、僕のブロック図の書き方がまずかったようで勘違いされてしまった部分が……すいません。ヘッドフォンは冒頭でも書いたようにAKG K702とかの市販品を使います。なので、ブロック図でいうAmpってところまでを作ります。あと、電源は普通にコンセントから取ります。USB電源云々は、アンプの主電源を落としていてもパソコンからは常時アンプがUSBサウンドとして見えている(=USB部分だけバスパワー動作)という意味です。てなわけで、まずはマイコンをいじりはじめましたよー。FPGA使う以上はマイコンがないと初期化すらできないのでw」2009年08月05日 23:17
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