*なにそれ?
まず、そもそもカーボネーターってごつい名前のシロモノは一体何なのよ?
そんなの作れるの?というところから。
答えは。。。
完成形がこれ。
単に二酸化炭素の入った緑色のボンベにケーブル組み付けて、ペットボトルにぶっさすだけですな!
これで心ゆくまでお安く炭酸を楽しめますぞ!
トータルで10000円くらいで作れるよ。
(それとは別に保険金5000円かかるが緑ボンベ返却時に返金される)
曰く、ペットボトル一本5円くらいらしい?
*注意書き
まずははじめる前のお約束的な注意書き。
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二酸化炭素を取り扱うので失敗したら殺処分されたような状態になる
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とかなんとかボンベとレギュの説明書に書いてあるので目を通しておくこと
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レギュ(後で写真あり)の組み付けが甘いと3kgくらいの鉄塊が砲弾のように飛ぶ可能性アリ
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40度以下の環境で使うこと。まぁコンロの近くとかに置くなってことですな。
*必要なもの
*ミドボン
必要なものリストに行ってみよう。
兎にも角にも二酸化炭素の入った緑色のボンベを入手せねばならない。
こいつには6気圧の二酸化炭素が封入されていて、それを減圧しつつペットボトルの中にぶちこむ!という単純な原理だ。
緑色のボンベのメジャーな入手経路は2つ
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近所の酒屋など。この緑色のボンベ、飲み屋で見かけることがあるかと思う。要はビールサーバに繋がってるやつだ!てなわけで、酒屋で売ってます。
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ヤフオク。そこらの酒屋が通販してくれる。
大体、緑ボンベ5kgってのが保険金5000円+ガス代2500~3000円で計7500円くらいで買える。
購入時に酒屋のおっちゃんに「何に使うの?」とか聞かれるかもしれないが、そんな時は「熱帯魚の水草用です!」と堂々と答えよう!
この緑ボンベ、通称ミドボンを入手してしまえば、今回の難関はすべて超えたといえる。
あ、逆に熱帯魚屋でミドボン5kgを買うとなぜか20000円とかトチ狂った価格だったりするからやめておいたほうがいいぞ!
*レギュレーター
よくいろんなところで聞く名前のレギュレーター。
こいつの場合は6気圧のガスを3.5気圧くらいに下げてくれるシロモノだ。
R204かR601って型番がアサヒビールとサッポロビールが使ってる公式のなのでいいかもだ。
こいつのメジャーな入手経路も2つ
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ヤフオク。3000円くらいで売ってる。オススメ。
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新品ならコレとか。単に俺が買ったのがここってだけだ。
*ケーブルの類
ケーブルの通販ページを見てもどれ買ったらいいかわからない。
量が多すぎて意味がわからない。
ので、もう何も考えずにこのリストと同じのを買うといい。
他のメーカーのが良ければ各パーツを互換品にするといいぞ。
以下はPISCOというメーカーで揃えたもの。
メーカー直販のweb通販があるからそこでぽちぽちすれば一瞬で全部揃うぞ!楽!
まずは「CPSE7M-6」。
こいつをペットボトルの蓋に組み付ける。
次に出てくる「CPPE7-6」ってやつをこいつにぶっさすとロックされる上に、外すと自動的に中に入れたガスが漏れないようにする弁が入っている超高性能品だ!
ぶっちゃけ、このお手軽カーボネーターはミドボンとこいつの性能でできているといえるな。
ネット上の説明だともうちょっと細くて安いやつを紹介してるけど作業性が悪くてガス漏れしやすい気がするので俺的にはコレがオススメ。
次に「CPPE7-6」。
さっきちらっと名前が出てきたやつね。
これは単にミドボンから生やしたケーブルとさっきのやつをロックするだけの単純なものだ。
ケーブル「UL06-5-B」。
こう、ひっぱると伸びる奴。引っ張らないと縮む奴。
伸びちびみしないストーレートタイプとかもっと短いやつとかもあるけど、何かポリシーでもない限りはこのぐるぐる5mオススメ。
ケーブル保護パーツ「WR0640 (10個入)」。
ネット上の製作記とかでどこの誰も使ってないみたいだけど、俺は使うことをオススメするぞ!
こいつをケーブル「UL06-5-B」の両端にそれぞれ1つずつ押し込んでおいてやってくれ。
こいつの役割はケーブルの形状が歪まないようにして長期運用時にガス漏れを防ぐ憎いやつだ。
*その他
あとはあったほうがよりイイかも?程度の代物。
なくてもいい。
ペットボトルの蓋からガス漏れしにくくなるってだけ。
Oリングとかパッキンとか呼んでるやつですな。
ペットボトルの蓋の中に入るサイズで「CPSE7M-6」が刺さるサイズを適当にホームセンターの水まわりコーナーとかで選ぶといい。
ここでは何の根拠もなく19mmのを買った。
あと、写真がないけど、シールテープも使ったよ!
これもホームセンターの水まわりコーナーとかで売ってるんで買うといいよ。
(あるいは熱帯魚屋とかでも売ってる、通販でも)
「CPSE7M-6」のネジの部分に巻きつけて、そのままペットボトルのフタに押しこめば、ガス漏れしそうな部分を自動的に塞いでくれるヨ。
*作り方
*ペットボトルのフタ
ペットボトルは炭酸水とか炭酸ジュースが入ってたやつを用意。
普通のを使うと炭酸入れた瞬間に爆発して水浸しになったりするハッピーエンドが待ってる。
で、ペットボトルのフタに無慈悲に
穴を開ける!
ドリルを使ったり、リーマー使ったり、あるいは熱した鉄の棒とかで溶かして広げたりしてください。
「CPSE7M-6」ちゃんのネジの部分がぎりぎり入るサイズで。
ゆるゆるだとガス漏れするよ。
で、「CPSE7M-6」に付属のナットを取り去り、(シールテープがあるなら巻き巻きした後)蓋にねじ込む。
蓋の反対側から(Oリングがあるならはめる)ネットをくるくるして最後に親の敵のようにレンチで締め込め!
ここで締めが甘いと炭酸を入れた時に「プシュー」って悲しいバイブレーションサウンドを聞くハメになるからな!
そしてできたフタ一号がこいつだ!
ばばーん!!!
ぶっちゃけ!!!
失敗作!!!
今までの説明と違ってOリングを上につけてたんだけど、レンチで締めたらOリングが押し出されて何の意味もなくなるという事件が……。
というわけで、Oリングはフタの中側に!中側に!俺との約束だ!
中側ならフタの側面に引っかかるのでそれ以上は押し出されなくなるぞ!
っていうか、ぶっちゃけそのあとシールテープがあることを思い出して使ったらこっちのほうが効果テキメンだったので、たぶんOリングいらないと思うけど買っちゃったから中側につけた!
中側だ!
気分を変えて2つ目のフタに挑戦。
わーい、成功したよー。
失敗したところでペットボトルの蓋以外は何度も使いまわせるので心ゆくまでチャレンジするといいです。
でも、たぶんシールテープ使えば失敗しないし、フタ2号はそれすらなくても成功してるので最初に開けた穴がギリギリなら強く締めるだけで成功すると思う。
(その後、フタ1号もシールテープとOリングの再配置により蘇り、現在も使用中)
*ミドボン側
こっからさきは消化試合だ!
お疲れ様でした!
まず、黒い巻き巻きケーブル「UL06-5-B」と「CPPE7-6」を合体させる。
この際、ケーブル側に「WR0640」を入れておくのを忘れないようにね。
「WR0640」を入れたら後はケーブル「UL06-5-B」を「CPPE7-6」の奥まで無慈悲にぶっさせ!
こうなればさっき作ったペットボトルの蓋とドッキングできるので遊んでみよう。
「CPPE7-6」を「CPSE7M-6」に押し込めば「カチッ」とロックされると思う。
外すときは「CPSE7M-6」の外側を下に下げて「CPPE7-6」を引っ張れば簡単に外れる。
次はミドボンにレギュをつけよう。
付けれる箇所は一つしかないから迷いようがないと思う。
つける際はレンチできっちりと締めあげてくれ。
締めが甘いとこの結構重いレギュが6気圧で射出されてくるハメになる。
運が悪けりゃ死ぬな。
で、最後にケーブル「UL06-5-B」の空いてる方をレギュの下に挿せるだけ挿して抜けなくなったことを確認すれば完成!
*炭酸水の作り方
これで家で、作業場で、いつでも好きなときにお安く炭酸を作れますぞ!
作り方のコツは以下のとおり。
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ペットボトルに7割くらい水を入れる
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フタをゆるめに締める
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ケーブルを接続して炭酸を入れる。もちろんフタが緩いので盛大に「ブシュー」って音がして漏れてるが気にしない。
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ペットボトルの中にあった酸素とか窒素とかが炭酸ガスで置き換わったと思ったら蓋を締める。
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(閉めてもプシューって漏れる悲しい響きがした場合は失敗。フタを改良だ!)
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これで炭酸水程度はできあがり!
あーん?
コーラみたいな炭酸が飲みたいだと?
以下がオススメだコラ
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泡が出てこなくなるまでペットボトルを上下にシャカシャカしよう!二の腕に筋肉がつくぞ!やったね!
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水をあらかじめ冷やしておく
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ガスを入れ終わったらやっぱりまた冷やして数時間放置
ほーら。
これでコーラよりも強い、ぶっちゃけ飲むと喉が痛いような炭酸が実現できた!
あとは自分の好みの強度になる作り方を選択しよう!
*ジュースの作り方
コーラはコーラシロップっていう名前で売ってるので色々買って味違いを楽しむのもいいのではないだろうか。
かき氷シロップを混ぜるとファンタみたいな安い味が楽しめてなかなかいいぞ!
濃縮還元系のオレンジとかもオススメだ。
レモン果汁とかをいれてレモネードとか最高ですぞ。
*酒の作り方
もちろん、ウイスキーとか焼酎とかにも使えるぞ!
ハイボールとか飲み放題!
カクテルとかお洒落なのはググれ!
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